
戦後いち早く、デザインの重要性と、新人デザイナーの才能の芽を育てることの必要性を感じた先達の知恵から、『装苑』創刊20周年を記念して1956年に創設された「装苑賞」は、94回で93名の装苑賞受賞者を世に輩出してきた、若手の登竜門といわれる日本を代表するファッションコンテストです。
第94回装苑賞で当校の在校生が
W受賞の快挙!
ファッション研究科の石澤駿が3位にあたる「佳作2位」と「PR01.TRADE SHOW特別賞」のW受賞の快挙を達成!
第94回の審査員はファッションデザイナーのコシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)、津森千里(TSUMORI CHISATO)、皆川明(minä perhonen)、岩谷俊和(DRESSCAMP)、廣川玉枝(SOMARTA)、髙島一精(Kazuaki Takashima)、三原康裕(MIHARA YASUHIRO)、森永邦彦(ANREALAGE)の計8名。
一次審査のポートフォリオ審査で32組の候補者を選出。
その後、対談形式の2次審査を経て半数に絞られた16組が、ランウエイにて各3体のミニコレクションを発表しました。
江戸時代に江戸っ子たちの憧れだった火消しの加賀鳶から着想を得て、半纏をベースにデニムを使った作品を制作しました。
北海道で唯一の受賞です。
おめでとうございます!
石澤駿の作品テーマは「火事と喧嘩は江戸の華」
「火事と喧嘩は江戸の華」
歌舞伎の演目や浮世絵にも描かれる、江戸時代の大スター、火消しの「加賀鳶(かがとび)」に着目し、火消しの作業着に見られる機能的な構造や飛雲模様をベースに制作。
全体的にデニムを使用し、何通りにも着られるパターンや、キャンプ用品などの
機能性に優れたディテールをデザインに落とし込み、防水性も意識しました。
1999年生れ、北海道出身。
2018年、北海道文化服装専門学校 ファッションクリエイト学科 ファッション技術コース入学。
2021年、北海道文化服装専門学校 ファッション研究科卒業。
これまでの当校生の実績
BUNKAでは過去に道内学校で唯一のグランプリを受賞しています。

第73回 : グランプリ
旧ファッション産業科 在籍時
野口 裕也

第75回 : 入選
旧ファッション産業 在籍時
丸 琢也

第76回 : 佳作1位
旧ファッション産業コース 在籍時
大木 明美

第76回 : 入選
旧ファッション専攻科 在籍時
藤沢 洋希

第83回 : 1次審査通過
ファッション研究科 在籍時
遠谷 俊次

第84回 : 2次審査通過
旧ファッション専攻科 卒業後
光金 鮎美、細貝 里枝

第92回 : 1次審査通過
ファッション研究科 在籍時
曽慶 有那